マルチ・ボウル

大豆のドライパックと大豆缶の水煮の違いは何?

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

大豆の水煮缶はよく見かけますが、ここ近年「ドライパック」が注目されています。

大豆を入れる容器の違いと思いますよね?缶が面倒だから捨てやすいパックにしたのかと。違いますよ。それは製造方法(加工方法)に大きな違いがあります。

  • 大豆の水煮:豆を水や塩分に入った水で煮たもの
  • 大豆のドライパック:水に戻した豆を缶やレトルトパックに詰め、素材に含まれる水のみで蒸し上げたもの。

ドライパックは素材の水分のみで仕上げているので、水煮と比較して豆本来のほくほく感を楽しめ、旨味や栄養価が高いことがメリットです。

そのまま食べても良いですし、加熱して調理しても美味しく食べられます。料理やお菓子作り、おつまみなど幅広く活用できます。

そこで、大豆に水煮缶と比較してどのような栄養価の違いがあるのか、ドライパックの大豆の活用方法や保存方法を紹介します。

豆そのものの味を楽しめるドライパックは料理にお菓子に色々な使い方ができるので使い方を知っておくと便利ですよ。

 

 

大豆のドライパックの栄養と使い方

大豆のドライパックは水戻しや軽くボイルした豆を缶やレトルトパウチに詰め、素材の水分のみで蒸し上げる製法です。

素材の水分以外を使っていないので“ドライ”と言う名前が使われています。

大豆本来の風味が活かされ、開封してそのまま使えるのはもちろん、煮たり、炒めたり幅広く使えるのが魅力です。

ドライパック大豆の使い方として「カレーライス」にするのがおすすめです。

大豆のドライパックと豚肉、ミニトマト、水、カレールーを準備して豚肉を炒めて焼き色がついたら大豆ドライパックを入れさらに炒めます。

炒まったら水を入れて沸騰させアクを取り、カレールーを入れてミニトマトを入れてひと煮立ちさせて完成です。超簡単!

大豆が入ることで食べ応えもあり、ホクホクとした豆の食感も楽しめ、食べやすくなるメニューです。

他にキムチや大根おろしと和えたり、バターと醤油とコーンで炒めたり、大豆に片栗粉をまぶして揚げたり、つぶした大豆とひき肉を混ぜて塩コショウなど調味料で味付けをしてハンバーグの形にして焼いたりなど幅広い使い方ができます。

大豆は「畑のお肉」と呼ばれているくらいに栄養価が高い食べ物です。

大豆のドライパックは素材の水分のみで仕上げているので、大豆に含まれている食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸といった色々な栄養素が失われることなくギュッとつまっています。

その中でもビタミンB1は水に溶けやすい水溶性の栄養成分です。

水煮だと流れ出てしまうことがありますが、水分を加えない製法のドライパックなら水溶性の栄養成分も流れ出るリスクが少なくて済み、栄養成分が減ってしまう心配もありません。

そのため大豆のドライパックは素材の水分のみで仕上げて、水分を加えたり余計なものを使っていないので栄養分の流出も少なくて済むので、栄養価が高い状態を保てます。

 

大豆のドライパック開封後の保存方法。冷凍でも大丈夫?

ドライパックでも使いきれない場合の保存方法が気になりますよね。そこで大豆のドライパック開封後の保存方法 冷凍保存ができるのか紹介します。

ドライパックの缶の場合は開封しなければ約3年くらいの賞味期限があります。

レトルトパックのものでも1年くらいの賞味期限があります。直射日光を避け、常温で保存できます。

特に缶は賞味期限が長いので非常食としても役立ちますし、缶を開けた瞬間に大豆特有のホクホクした食感を味わえ、栄養価も高いので食事がさびしい時にドライパックの大豆を開けてすぐに調理が可能です。

大豆のドライパックは保存料が使われていないため、開封して余った場合の保存方法はひと手間が必要です。

開封後の保存は他の容器に移して冷蔵庫で保存して早めに食べるのが良いです。

開封前であれば常温で保存できますが、開けてしまったら密閉容器に入れて冷蔵庫に入れて、2日以内に使い切ることが良い保存方法です。

しかし、冷蔵庫に入れてもすぐに食べることが難しい場合は、水気を切って1回に使う量ごとに小分けして冷凍保存するのが良いです。

ほぐれた状態で保存したい場合は、大豆を一度冷蔵庫のチルド室で半解凍状態にしてから冷凍すると簡単です。

冷凍保存したものを使う場合はパックごとに冷蔵庫や室温に戻したり、流水や電子レンジで解凍して使うことが可能です。

ドライパックを開けて余ってしまったら冷凍保存すれば1カ月くらい持つことができます。

 

大豆のドライパックについてのまとめ

大豆のドライパックは素材の水分のみで仕上げているので余計なものが入っていないので栄養価をそのままに、水に溶けやすい栄養成分が減ってしまうリスクも少ない特徴があります。

水分を加えていないので大豆本来のホクホク感も味わえて、開けてすぐに調理に使えるのでとても便利です。

開封しなければ1年から3年くらい持つことができ、長い期間保存が可能です。

開けてしまってもフリーザーパックに入れて冷凍保存すれば1カ月は保存できるので、開けてしまってすぐに使う予定が無い場合でも冷凍保存できます。

冷凍したものを使う場合は常温や水にさらしたり、電子レンジで解凍できるので手間がかからずに使えるのも大豆ドライパックの魅力です。

そのまま食べても、加熱しても色々な使い方ができるので、ちょっと1品メニューを追加したい場合やすぐに作りたい時にとても便利です。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

Copyright© マルチ・ボウル , 2019 All Rights Reserved.