MetaTrader4でInvestorPassword(閲覧用パスワード)を設定・変更する方法
MetaTrader4の実績をブログパーツで公開したり、myfxbookなど、外部のサービスからMT4の成績を参照する場合、通常のトレードに使用しているログインユーザとパスワードを設定すると、少し不安ですよね。
通常ユーザでMT4にログインできるということは、やろうと思えばオーダーすることも可能なので、特に海外のサービスだと、予期しない発注や、ましてや引き出しが行われる危険性が無きにしも在らずですから。
Investoer Passwordとは?
そのような用途のために、MetaTraderでは「Investoer Password」(直訳だと投資家パスワード)を設定できるようになっています。
これで、ログイン時に口座番号とこのInvestorPasswordでログインすれば、その接続は、「読み取り専用」になります。
これにより、ExpertAdvisorなどの運用実績はAPIによって取得して公開できるものの、発注権限はないので、口座をいじられる心配はなくなります。
FX会社でMT4の口座を開設すると、たいていは、InvestorPasswordも通知されますが、会社によっては通知されないもあります。
また、FX会社によってInvestorPasswordが設定されている場合でも、初期設定のままなのは、セキュリティ的にも心配なので、定期的に変更する方が良いと思いいます。
そんな場合でも、MT4の取引ターミナルから「InvestorPassword」は設定、変更が可能ですので、その方法についてご紹介します。
MetaTrader4でのInvestorPasswordの設定・変更方法
変更は、「ツール」→「オプション」から開ける「オプション」ダイアログで行います。
ここで、「パスワード変更」ボタンを押しましょう。
すると、以下のような画面が表示されます。
ここで、「パートナー(閲覧専用)パスワード」を選んで
- 現在のパスワード(←通常のログインパスワード。確認用。)
- 新しいパスワード(←新しく設定するInvestorPassword。)
を設定します。
以上でInvestorPassword(投資家パスワード)の設定・変更が完了です。
日本のシストレ24や、海外の自動売買のEAサイトでも、プログラミングで自動売買するEAをマネして自動売買いてくれるサービスなどもありますが、そういうサイトでも、この機能を使っているんでしょうね。