私立高校の入学金が払えない時のお金について冷静に考える
12月ともなると中学、高校、大学と受験シーズンが本格化してきます。
今年議論にもなっている私立高校の無償化など教育費をめぐる案件は、もはや国民レベルの関心事です。
高校入学前の必要なお金の悩み
そんな中、当の子ども達は目標の志望校に向けて勉強に集中する一方、親はその希望をかなえるための「教育資金」の確保が現実味をおびてきますよね。
特に私立高校の説明会に参加して思いのほか必要な教育費の高さに驚くことも。。
平均すると私立高校は公立高校に比べて年間に必要な学費(教育費)は3倍との試算があります。(というか、結果として私立に行かざるを得ない人は希望ではない上に学費も高いなんてどうも腑に落ちないのですが。。)
毎月の学費(授業料)は国と各自治体からの補助・助成金で軽減されますが、問題は入学前の入学金と準備金(制服とか諸々)のトータル金額。
>>> 高校無償化、学費軽減について
この入学金に関しては、一括納入が基本ですので奨学金の対象になりません。
しかもその入学金が私立高校で25万~40万、制服や教材費などの準備金が10万~15万と合計するとかなりの金額になります。
それに授業料や通学費なども入れると入学前の短期間に出て行く金額はかなりのものです。
しかし公立であれ私立であれやはり子どもの勉強したいという意志は親としては可能なかぎり叶えてあげたいところです。
でもない袖は振れないのでどうしても資金が足りない、資金調達のメドが立たなくて「高校の入学金が払えない!」となったら以下の方法で自分に合った方法を考えてみましょう。
高校の入学金を調達方法を考えるヒント
まず考えるのが親からの援助をもらうことです。
これがいちばんですが、それができれば悩まないですよね。
では、自分達でなんとかする場合には大きく3つの方法があります。(それぞれの家庭の条件によって違います。)「お金を借りる」ということには変わりはありませんが、その方法(借りる先)が違ってきます。
- 自分達の定期預金からお金を借りる。
- 公的機関にお金を借りる。(給付金、貸付金、教育ローン)
- 民間の金融機関の教育ローンで借りる。
この3つの中では、お金を借りる条件や審査基準が違ってくるので条件に合う人と合わない人がいます。
また公的機関の申請や審査には時間がかかるので早目に申し込まないと必要な時期にお金が手元にない!ということにもなるので注意が必要です。