ワールドカップ2018決勝トーナメント優勝をFIFAランキングで予測する
「ワールドカップの呪いは健在だった」と誰もが思ったグループリーグのドイツ敗退は衝撃的なニュースとして注目されました。グループリーグでの結果の恐ろしさを知った方も多かったのでは?同じグループFのメキシコは決勝トーナメント進出に大喜びとなりました。
そこで思ったのが「FIFAランキング」ってなんなの?ということ。試合はその時のチーム構成や戦略、選手のコンディションもあるから絶対ではないにしてもやっぱり参考にするのは確か。グループリーグは他のチームの試合も影響するけど、決勝トーナメントは1回勝負。そこはランキングの差がでるんじゃないの?という素人考えです。過去のワールドカップ優勝も強豪国といわれるところが優勝してるしね。
過去のワールドカップ優勝国と回数、FIFAランキング(2018年6月)
ブラジル :5(2002,1994,1970,1962,1958)ランキング2位(GL1位通過)
イタリア: 5(2006,1982,1938,1934)ランキング19位(本大会出場なし)
ドイツ: 4(2014,1990,1974,1954)ランキング1位(GL敗退)
アルゼンチン: 2(1986,1978)ランキング5位(GL2位通過)
ウルグアイ: 2(1950,1930)ランキング14位(GL1位通過)
スペイン: 1(2010)ランキング10位(GL1位通過)
フランス: 1(1998)ランキング7位(GL1位通過)
イングランド: 1(1966)ランキング12位(GL1位通過)
こうみるとみんなランキング20位までに入っていますね。しかも優勝国、ランキング上位20位まではすべて欧州か中南米の国です。番外編としてランキング21位にアフリカのチュニジア(GL敗退)、27位にセネガルがいます。ここはセネガルには決勝トーナメントにいって欲しいところです。
アジアでいえばオーストラリアが36位で最高位ですがグループリーグで敗退、その後に韓国57位(GL敗退)、日本61位と続いています。
決勝トーナメント対戦国とFIFAランキングから勝手に優勝予測
最新のFIFAランキング(2018年6月7日)と決勝トーナメント対戦国ランキングの比較です。
6月30日(土)23時 フランス R7位 対 アルゼンチン R5位
7月1日(日)3時 ウルグアイ R14位 対 ポルトガル R4位
7月1日(日)23時 スペイン R10位 対 ロシア R70位
7月2日(月)3時 クロアチア R20位 対 デンマーク R12位
7月2日(月)23時 ブラジル R2位 対 メキシコ R15位
7月3日(火)3時 ベルギーR3位 対 日本 R61位
7月3日(火)23時 スウェーデン R24位 対 スイス R6位
7月4日(水)3時 コロンビア R16位 対 イングランドR12位
グループH:コロンビア R16位、セネガルR27位、日本R61位、ポーランドR8位
これまで1993年のFIFAランキング発表以来、ランキング1位で優勝した本大会決勝トーナメント出場国はブラジル、アルゼンチン、スペイン、フランスのみです。(他ドイツ、イタリア、オランダ)
そうなると優勝経験8カ国中(本大会6カ国)、初戦と第2戦で早くも2カ国は優勝候補ではなくなり、うちランキング1位経験が3カ国にしぼられる。ということで初戦の6月30日フランス対アルゼンチンは見ものかもしれませんね。(あくまでランキングベースの予測です。)