1000円以下で食べられるミシュラン一つ星(★)の和食ランチ【新宿 中嶋】
先日の金曜日、たまたまお休みだったので、土日の昼間には行けないランチに行ってみることにしました。
その名は、「新宿 中嶋」。
ミシュランの一つ星(★)を獲得しているお店の中で、1000円以下でランチを食べられるところは、そう多くないのではないでしょうか。
もくじ
ランチならリーズナブルなお値段で味わえる
「新宿 中嶋」はミシュランガイド東京で一つ星を獲得している日本料理のお店ですが、ランチでは「いわし料理」を提供しています。
しかも、1000円以下というお値段なので、ミシュラン★を作り出す料理の技術とお店の雰囲気を気軽に味わうことができそう!ということで行ってみることにしました。
新宿の静かな路地のお店
お店は新宿3丁目のA1出口から歩いてそれほど遠くない、細くて静かな路地の一角にあります。昔の新宿三越別館の近くで、ランドマークとしては大塚家具が近くにあります。
地下1Fの店舗で、細い階段を下ったところに入り口がありますが、ランチ時は行列ができます。
お昼は11:30から14:00までの営業となっています。
私たちがお店の前についたのは11:30くらいでしたが、すでに2名の方が並んでいました。常連の方のようです。
その後、11:30に近づくにつれ、私たちの後ろにも列ができ、開店時には十数名の列となっていました。
いよいよ開店時間
さて、11:30。開店して中に通されると、木を基調とした清潔感のある店内でした。
カウンター席とテーブル席、数室の個室があり、最初の方に並んでいた我々は、個室の方に通されました。
たくさんの人が並んでいるお昼だけあって、個室は相席で、先に並んでいた常連の方たちと一緒の個室です。
お昼の料理は5種類のいわし料理がメイン
さて、お昼のメニューはいわし料理だということですが、メニューには、「いわし彩々」として以下の5種類のいわし料理がありました。
- いわし刺身 800円
- いわしフライ 800円
- いわし煮魚 800円
- いわし塩焼 800円
- いわし柳川 900円
柳川以外はどれも800円で、一番高い柳川でも900円というリーズナブルなお値段です。
いわしという素材を、いろいろな調理法でいただけるのがうれしいですよね。
私たちは2人でしたが、なるべく多くの、ご主人の「技」で味わってみたかったので、煮魚とめずらしい柳川の定食にしました。
また、どの料理も単品でも注文でき、ハーフサイズもあるので、フライのハーフも追加です。
(常連の方はお二人とも、ひとりずつの柳川とハーフサイズのフライをご注文されていたので、それを参考にさせていただきました。)
いわし柳川というのはめずらしいですよね。通常ドジョウをつかう柳川鍋をいわしで作ったもので、いわしには衣もあり、ダシを吸って、うまみがありました。
とんかつに似た味付けだと感じました。
一方、いわし煮魚の方は、勝手にいわしの梅煮のような一品を想像していたのですが、少し違っていました。
あまり煮込んだ味付けではなく、素材のいわしの風味を感じれらるように?薄味の味付けだった感じです。
いわしフライは、きつね色でディープな揚げ色ではなく、こちらもライトな揚げ具合で、肉厚のいわしの身をさっくりとした衣で食べられる、上品な味でした。
定食にはメインの料理に、ごはん、お味噌汁、おしんこが付きます。
ピリッとした雰囲気の店内で、すごく静かだったのが印象的でした。
夜食べられる日本料理はこだわりの関西割烹料理
お昼は上記のような「いわし料理」を気軽に楽しめますが、夜はさすがのミシュラン★。
日本料理の神髄を味わうことができます。
ご主人の祖父は、北大路魯山人の主催する「星岡茶寮」の初代料理長を勤めた方だそうで、ご主人もその伝統と技術を受け継ぎながら、新しい挑戦もされています。
新宿 割烹 中嶋 基本情報
住所:東京都新宿区新宿3-32-5 日原ビル B1F
行き方: JR「新宿駅」南口/東口から徒歩3分
東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅 A1出口徒歩2分。
またはE9出口エレベーターを出て、すき家の角の筋を入ると左手徒歩1分。
新宿三丁目駅から102m
ランチ営業:11:30~14:00(L.O.13:30) (夜は17:30~21:30(L.O.20:30))
地図: